怪我が消えた現象の話

子供の手を包みこむ大人の手 失敗&成功体験

 

年末、親戚の餅つきに駆り出されまして。

毎年恒例なんですけど億劫おっくうで億劫で(笑)

 

昭和の中期から使われてるんじゃないか?っていう年代物の餅つき機で練り上げられた餅を

片栗粉をまぶしたテーブルに豪快ごうかいに転がして千切って形を整えて……

って作業を淡々としていくわけなんですけど。

 

片栗粉がちゃんとまぶされてないとテーブルに餅がこびりついて片付けが超~面倒なの。

だから餅がテーブルにこびりついたら都度剥がす作業もするんだけど、

小型の菜切り包丁でこそげ取るのよ(汗)

毎年やってるから別に苦でもないんですけど。

 

その時は蒸かしすぎたもち米で作ったダラダラ流れる餅だったので、手にもベットリついたし、

もちろんテーブルにもベーットリ(汗)

手についた餅を落とす暇なんて全然なくて。

そのままテーブルから餅を剥がす作業してたら、

ヌルついた餅で手が滑って菜切り包丁で指先をザックリいきました……。

 

周りはそんなこと気付かずに餅を千切ったり丸めたりしてて。

騒がれてもめんどくさいし、血が滴るのも嫌だし……。

そこで私がとった行動は、

開いた傷口を何事もなかったかのようにそっと閉じてその上から餅を厚めにかぶせましたw

 

結構深めに切ったから被せた餅から血が滲むんじゃないかとは思いましたが、そん時はそん時w

「手についた餅が乾く頃には血も止まってるでしょ~」と、

気にしないで忙しさに流されるまま餅つき作業に没頭しました。

 

30分くらい経って、手についた餅がカピカピに乾いて端から剥がれてめくれ始めた頃に

ふと怪我してたのを思い出してw

「変な風に剥がれて傷口が開いたら面倒臭いな~」と思って慎重に剥がしていきました。

30分経ってるし血は止まってるかな?なんて思いながら怪我した指先を見てみました。

すると……

 

何ともなっていませんでした。

 

かさぶたにもなっていないし、切れた皮膚のつなぎ目らしき物もありません。

怪我した指がどこだったかわからなくなるくらい、本っ当~にどこにも傷が見当たらないんです!

マジで混乱しました。

一旦手をキレイに洗ってから、

よーく見て、指の一本一本触って確認してもどこも痛くもないし傷口らしき物はまるでない。

 

治った……?

私の治癒力どんだけ!w

って、一瞬思いました。

……が。

 

もしかしたら治ったというより

怪我をしたという『事象』そのものが

起きてないことになった

……と考える事も出来ないか?っていう考えに至った時に鳥肌が立ちました。

 

 

切った時のイヤ~な痛みも覚えてるし、エプロンについた血も怪我をした事を物語っています。

じゃあなんで「治った」ではなく、

「怪我をしたこと自体起こっていなかった」という考えになったのかというと……

私が怪我をしたこと自体起こってないかのように振舞っていたからと。

ただ単純にそう思ったからです。

 

「怪我をしたこと自体起こってない」と私が振る舞い、その事自体忘れて他の事に熱中する事で

「怪我をしたこと自体起こってない」と『認識』が起きて、

その認識に現実が伴っていったのではないか?と。

 

『何も起こっていない』が現象化したのだとしたら

「怪我をした」という記憶があるのはおかしなことなんですが……(汗)

この記憶があったことで更に認識を深めた気がします。

 

本当に現実は何でもアリで、『何もない』のかも知れない!と。

 

私はその時、怪我に対してあれこれ騒がずに淡々とその時に出来る対処をして、あとは忘れていました。

これっていろんなことに応用が利くんじゃないかなぁ?って思って。

 

怪我に限らず、色んなことで騒いでおおごとにしちゃったり、

解決しようと躍起やっきになったり……。

これって逆効果だってよく言われてるよね。

『問題に振り回されてる私』を認識する事で『問題に振り回される現実』を

更に引き寄せちゃってるんだもん。

 

今回の事で、別の領域的なものに任せるってこういう事かな?ってなんとなくわかった。

人間には理解も及ばない事を別の領域的なものはサラッとやってのけちゃうんだよ。

 

 

問題に対して今対処可能な最低限のことのことだけやったら、

それ以上そこに思いを馳せることはしない。

それを忘れるくらいの何かに没頭する。

漫画読むでも動画見るでもプラモ作るでもなんでも良いからとにかく没頭する。

没頭することよりも『問題』を忘れることが重要なんだと思います。

参考になるところがあれば参考にしていただけると幸いです。

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきまして有難う御座いました!

 

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