恐れの正体

恐怖 気付き・心の在り方

 

私、本当に超怖がりでチキンハートなんです。

もう、ちょっとした事でも怖がったり心配したりして、心労が絶えなかったんです。

なんで私はこんななんだろうって途方も無い絶望にも似た感情が湧くこともしばしばで。

 

例えば日本人形。

深夜に日本人形と目が合ったりなんかしたら……。

きっとヒヤッとしてチビりそうになります。

 

でも、よくよく思い出していくと、子供の頃はそんなことなかったんですよ。

むしろ怖いもの知らずでした。

 

子供の頃の私は、日本人形はふつうのお人形としてしか見てませんでした。

例え「この人形、髪が伸びるんだよ~」と言われたところで、

人形の髪が伸びる事の何が怖いんだろう?といった感じです。

女子トイレの一番奥の個室のドアをノックすると花子さんが出てきてコロされる的な話を聞いても、

花子さんって誰?どうやってコロされるの?みたいな感じで全然怖くありませんでした。

なんなら試しに一番奥の個室のドアをノックしてみたくらい。(残念ながら花子さんは現れませんでしたw)

 

『怖い』という感覚がわからなかったんです。

その後、怪談好きな姉や友達の影響を受け、

心霊物や怪談のテレビなどを見ていくうちに段々『怖い』という感覚を身につけてしまいました。

今では立派なビビりへと変貌を遂げたのでした。

 

子供の頃は日本人形=怖い物という関連付けはしていませんでした。

日本人形=ただのお人形。

日本人形は外国の方にも「かわいい」と人気なのだそうですよ。

でも、多くの日本人には日本人形=怖い物、不気味な物として、認識されている。

怖い物(不気味な物)という判断をして、認識をしているんです。

 

その判断や認識はどこからくるのか?

 

人形の髪が伸びるという情報から得られる情報によって、

人形の髪が伸びる=呪われている?という想像力を膨らませることによって、

「そうに違いない!」などの判断や認識が起こる。

 

 

まとめちゃうと、恐れとは自分の勝手な判断や認識とか想像によって生じる物。

不安なんかについても同様のことが言えると思います。

私は今までの自分の恐れを全部解析してみましたが、全てが当てはまりました。

 

子供の頃は『あるがまま』に見ていた。

それに対して大人になると歪んだ物の見方をしてしまっているのです。

ただ『あるがまま』見ればいいだけなのに、

変な判断や変な想像力を働かせてしまって『あるがまま』見れない。

現実を見て「願望が叶ってない。最悪だ」と、判断している。

 

自分が在って、世界が広がっている。

それ以外には何もない。

『あるがまま』とはただそれだけ。

それなのに「願いが叶ってないなんてこんな現実さっさと変えたい!」と、勝手な判断をして、

自分を追い詰める想像をマックスパワーでやってしまっている。

 

恐れの正体が何か?ということが理解できれば、予防はできますよね?

不安や恐れに襲われても「ああ、また私ってば想像力を働かせてたテヘペロ☆」

って感じで軌道修正することもできます。

 

それをちょっとずつ繰り返してみて、私は日本人形や怪談話が平気になるくらいにまで回復(?)しました。

自分を追い込む想像なんて百害あって一利なしですから、少しずつ薄めていきましょう。

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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