私の家族は女ばかりで、
男性と触れ合う機会というのは学校に入るまでそんなにありませんでした。
近所に意地悪な兄弟がいたり、ガキ大将が町内を徘徊してたり、
幼少期は男の子に良い印象もなく、それ故に初恋も遅かった。
小学生活の6年間はもちろん、中学に入っても異性に対する興味はゼロでした。
でもそんな私の態度とは裏腹に男子が寄ってくる…。
バレンタインあげてないのにホワイトデーでもらう事はザラだったし、
旅行のお土産を私だけ貰えたりという事も度々あった。
一緒に帰りたがられたり、重い荷物を持ってくれたり、
席替えでは私の隣の席を巡って男子がガチ喧嘩したり…。
特に可愛いわけでも、
特別な才能があるわけでも、綺麗な洋服を着ていたわけでもない。
何にもない、だたのちんちくりんの女の子だった。
だけど、異性の方から私に擦り寄って来てた。
当時の私の在り方としては
男の子に対して特に警戒することも、
逆に可愛く見られようなんていう思考もなく、ただニュートラルに接してた。
『意識をする』ということがまるでなかった。
人間、何か欲求が生まれると絶対に力みが出てくる。
その力みというのが本来あるべき流れを歪ませている物だと思います。
この時の私は異性に対して、
何の抵抗感もなく接していたからモテたんじゃないかな?って。
モテたいんだったら、モテる為にアレコレ時間を費やすより
「異性になんて興味ない」くらいのスタンスで、
今の自分を充分満たしてやることに時間を使ったら良いのではないかな…と。
……知らんけど(笑)
最後まで読んでいただき有難う御座いました。
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