また攻めたタイトルをつけてしまいましたが……。
これは過去の自分の根性を叩き直すようなつもりで書くつもりの記事なので、厳しめです。
世の中は現実こそが正義だと、正しいのだと当たり前のように振舞っている。
夢を語れば「現実を見ろ」と、「地に足をつけろと」言われる。
少し気楽な考えなど見せると「現実逃避だ」という言葉と軽蔑の眼差しを向けられる……。
いつしかそれに屈して、あなたも現実狂信者の仲間入りを果たしてしまった。
現実世界の非常識はスピでの常識でも伝えているように、
共通認識という暴力はあなたの目を真実から逸らせようと必死なんだ。
嘘がバレそうになると、大抵の人は声を荒らげて物凄い剣幕でまくしたてるものだよね。
それと一緒なんだよ。
現実を見ろ、現実を見ろ！ 夢なんか見るな！……ってね。
そうやって世間から洗脳されたあなたは現実を疑う事をしなくなる。
しっかりと現実を見て、与えられる不足を妄信する。
この目で見ている、実際に体感している、不足を主張する証拠ならいくらでもあると譲らなくなる。
不足を疑う事なんか考えもしないくせに、ちゃっかり不満は感じている。
「こんな現実は嫌だ！こんな現実変えたい！」とね。
やがてスピリチュアルに足を踏み入れて、
「なんだかわからない得体の知れない凄い力」に期待する日々が始まる。
でも思ったように成果が出ない。
当たり前だよね。
現実を疑うこともしないで、「凄い力」に対して半信半疑なんだもの。
「こんな状況なのにお金が入って来るわけがないだろう！」
「好きな人に彼女が出来ちゃったんだから私が彼に愛されるなんて無理よ……」
……と、激昂するか落胆するかなんですけど。
赤文字が現実、青文字が願望として、こう見てみると
現実に起こったものは動かざる真実としての前提でもって、願望が叶うのを全力で否定してるのがわかるかな？
「こんな状況なのにお金が入って来るわけがないだろう！」
「好きな人に彼女が出来ちゃったんだから私が彼に愛されるなんて無理よ……」
現実に起きたことは真実であるという前提で、願いが叶うのを否定していることに気付ける？
……ってか気付け。
その態度に気付かないまま、どれほどメソッドをやっても無意味。
不満な現実がループするだけ。
時間のムダだからやめた方があなたのためだよ。
じゃあどうしたらいいか？
現実を疑ってみるの。
心を落ち着けて、その不足を疑う。
本当はなーーんにもなくて、何も起こっていない世界なんだよ。
その世界の中で自分が望んで選んで今の現実が創られている。
（望んでいたいだけだったや、
最近の記事ですととスピ廃人、色即是空を垣間見るなどで詳しく話しています）
嘘みたいだよね、信じたくないよね？っていうか信じられないか。
でも生きてたら不思議な出来事の一つや二つ誰にでもあるでしょ？
シレーッと無視して気にも留めてなかっただけで、ミラクルな出来事は頻発してるはずだよ。
でも現実を絶対的に信じてるから、そういう出来事はサラッと無視しちゃうだけで。
そういう現実への信頼を揺るがすような出来事は、心に留まらない様にあなたが意図してるだけ。
疑いもなく、当たり前に思っている『認識』によって、あなたが意図してるだけ。
だから現実への信頼を少しずつ溶かしていく必要がある。
あなたが現実を疑う姿勢を見せると「あれ？現実って実は意外とあやふやなんじゃね？」
って思えるようなことが起きてくるから。
大事なのはあなたの態度だよ。
現実の正当性を主張するために「凄い力なんか嘘だ」という証拠集めをしようとする態度を改めなきゃ。
疑う方向が逆！でも言ってるけど、疑う方向が逆なんだよ。
疑うべきは『凄い力』の方じゃなくて、現実だから！
現実狂信者よ、現実を疑え！その不足を疑え！
この記事が誰かの役に立てましたら幸いです。
最後まで読んでいただきまして有難う御座いました。
コメント