※これは私の個人的な体験ですので、無理のない範囲で参考にして、
ご自身の判断で必要に応じて受診してください。
給食でババロアが出るとか
「今日は絶対学校に行きたい!」っていう日に限って高熱が出たりしてました。
「明日休むから今日は行かせて!」という振替え休日の申請も空しく、
問答無用で学校を休まされた小学校の頃の私(笑)
いつも学校に行っている時間に家にいるという非日常感や、
家族がいつもより優しいということにジワジワ嬉しくなったり、病院なんかもワクワクして、
給食のババロアことなんてすっかり忘れてしまいました。
顔の火照りや、ボーッとする感覚さえも楽しくなっちゃって。
家に帰って布団でぬくぬく寝ていた私は、数日後にマラソン大会があることを思い出しました。
このまま休みたい!
この熱がマラソン大会の日まで続けば休めるはずだ!と思った私は、
このまま安静にしてたら治っちゃう!と、焦りました(笑)
しかしその後色々足掻きましたが、翌日にはすっかり熱も下がって回復していました。
で、マラソン大会当日にはこれまでにないくらい、絶好調な体調に…。
という、子供の頃の話なんですけど。
大人になるにつれて、体調を崩すと深刻になってしまいますよね。
「なんとかして、この症状を治さなくては!」って必死になります。
でもそう思えば思うほど、症状は長引く…。
年齢を重ねる毎に回復力が衰えるからでしょうか?多分違います。
子供の頃はパワフルで回復力があって、大人になると衰えて回復力も落ちる
…というのは思い込みです。
つまり自分がそう決めつけているからそうなっているだけで、本当は違う。(と、私は思っています)
子供の頃と大人になった今では『気持ち』が真逆なんです。
もう一度子供の頃の話を読み直してもらうとわかると思うのですが、
子供の頃の私は症状ごと楽しんでいました。
発熱した時の体の感覚を楽しんで、いつもとは違う日常を喜んでいたんです。
逆に治りたくない!と思っていました。
ね、真逆でしょ?
症状を疎ましく思い、さっさと排除したいという抵抗感は、
その対象を長引かせる性質があるんです。
子供の頃の私は治ることに危機感を覚え、治ることに抵抗しました。
更に、楽しむという行為はサラッと対象を流し、長引かせることはない。
だから治ったんです。
痛い、痒い、苦しいなどの症状を楽しむなんて正気の沙汰ではない。
子供の頃は子供の頃、今は今!と考える人も多いでしょう。
だったらせめて「排除してやろう!」という抵抗の姿勢を緩めることをオススメします。
落ち着いて症状を感じてみるんです。
その症状に対してイライラしたりするその感情も感じてみてください。
で、「別にこのままでもいいや」って思ってみてください。
心からそう思えなくても良いんです。
「別にこのままでもいいや」という心的態度が
症状に対する抵抗感を和らげてくれるのです。
すると症状が緩和していきます。
私はこの方法でしつこく繰り返す膀胱炎の症状が治まりました。
抵抗はループを生む。
これは何にも分類されることなく適用される法則なんです。
本日も、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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