絶対的な価値というものは存在せず、
『価値観』と言われるように、価値は人によって違います。
当たり前のように存在している『価値』とは如何にして生まれるのか?
(私にとって)面白い気付き体験をしたので備忘録として残しておこうと思います。
好きで仕方ない物
唐突ですが、私は〇池屋のポテトチップスがとても好きです。
食感も塩の旨味も、「これじゃなきゃダメ!」っていう程に惚れ込んでいました。
一週間に一度の買い出しで二袋買って、何日かに分けて少しずつ食べるのが至福です。
もっと食べたい、もっと買えばよかった、もうなくなっちゃう……。
貧乏くさくて恥ずかしいのですが、そんな感じでポテトチップスライフ(?)を楽しく過ごしていたところ、
その商品を大量に入手できる機会が訪れました……!
大量のポテトチップスの袋の山にうっとりです。
なんて幸せなんでしょう!
……その時はそう思いました。
しかし、このあとすぐに心境の変化が訪れたのです。
大量のポテトチップスの袋の山を前に「食べたい!」という欲求が全く起こらなくなりました。
一週間に二袋買っていた時は食べたくてウズウズしていたのに、です。
驚くほどその欲求がなくなってしまいました。
二袋だろうと十袋だろうと、〇池屋のポテトチップスの美味しさに変わりはありません。
二袋だろうが十袋だろうが、価値は同じ。
しかし、私にとって十袋よりも二袋のポテトチップスの方が欲求が沸き、価値が変動したのです。
何故なんでしょうか?
欲求という鍵
欲求があるからこそ価値が生まれる。
欲しいと求めると書いて欲求。
潤沢に、なくなる心配がないものには欲求は生まれない。
だからこそ、あんなに大好きだった〇池屋のポテトチップスに価値を感じなくなってしまったのです。
空気は生きるのに必要不可欠な、とても価値のあるものですよね?
しかし誰も空気に価値を感じていないでしょう。
それは潤沢にあって、なくなる心配がないからです。
価値とは、欲求があって初めて存在できるもの……?
私はその時初めてそんな風に思ったのでした。
そして……価値を楽しみたかったのだ、ということにも。
欲しがる歓び
安心して暮らしたい、何不自由なく暮らしたい!
多くの人はそんな風に思っているはずです。
でもそれは『欲求』の少ない世界のはず。
欲求生まれてはすぐに満たされ、欲求が消える。
その繰り返しです。
とても静かな……悪く言えば退屈な世界とも言えるでしょう。
『ある』は、退屈だ……と、達人の誰かが言ってたような気がしますが
こういうことなんでしょうね。
欲求は敵視されがちですが、人生に彩を加えてくれるものではあります。
求めること願うこと自体が楽しい歓びなのかもしれません。
お金のやりくり、恋愛事のあれこれ、人間関係……。
解決すれば安心で幸せです。
でも、両想いになった途端「片思いの時の方が楽しかった」と
振り返ることも人生には多いものなのです。
欲しがり求めることに夢中になることで『それ』に価値を与えている。
『手放す』とは、欲求だけでなく価値までも手放すことを言うのかもしれませんね。
彩の価値と真の価値
欲求は対象に価値を与えます。
それは人生を彩る価値です。
今回そのことに気付いたのですが、もう一つふと思ったことがあります。
普段、価値を感じていない物にこそ本物の価値があるのかも知れない……と。
先程例に挙げた空気もそうですし、当たり前に存在する『自分』とか、
全自動で生命活動を行ってくれている体とか。
普段蔑ろにしているものにこそ本物の価値がある。
……というか、なくなることを想像するとちょっと怖く感じるような。
潤沢に与えられて、あるのが当たり前すぎて価値すら感じない『物凄い物』。
バチあたりというか、凄いことに気付いてないのが逆に凄いというかね……💧
人間、ないものにばかり目が行きがちで、
『ある』ものはとことん蔑ろにするのだなぁ……と、自分自身思う所がありました。
だからといってわざとらしく感謝をしろっていうことを言いたいわけではないんです。
ただ、当たり前に思っているけど実は凄いものに思いを馳せる時間があっても良いんじゃないかなぁ?と。
彩の価値に夢中になるのも悪くはありませんが、
ふと、真の価値に目を向けてみるのも良いのかなぁ……なんて思ったのでした。
まとめ
・たくさんあるものに欲求は生まれない
・欲求がないと価値を感じなくなる
・欲求は人生を彩る価値を生み出すもの
・価値を感じないだけで、価値そのものは存在している
・価値を感じないものの中には凄い価値がるものもあるからたまに意識して見よう
「簡単に手に入ったら楽しくない」なんて言う人がいますが道理ですね。
お金も宝石もイケメン美女も、簡単に手に入らないから価値が生まれ輝くわけです。
冒頭でも言いましたが価値は人それぞれです。
あなたはどう感じましたか?コメントいただけると励みになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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