子供の頃、毎日無我夢中で遊び回ったりしていた経験は誰でもあると思います。
無我夢中
文字通り、我を忘れて夢の中にいるかのように熱中する。
ソレに夢中になっている時、自分とソレの間に境界線はありません。
楽しいとか嬉しいとかそういった想いと一体になっていて、
境界線も分離も存在してません。
私が、とか
他人が、とか
私の、とか
そういう分離が一切存在せず、
毎日自由にワガママに幸せに生きていたはずです。
それが人間が成長すると共に、
他人とか所有とか自我とかそういうものが強くなってきて分離していく。
成長という言葉を笠に着て、分離という不自由を正当化して生き始めるのです。
私達は分離しています。
私と世界
私と他人
私と様々な物質
……みたいに。
自分との間に様々な境界線を創って生きている。
私という固定化されている小さく不自由な人間というものが
一番最初の分離です。
私達は最初から
自分が『私という固定化された人間という生物』として認識してはいなかった。
人間である、と繰り返し教え込まれてそう認識するようになっただけ。
私という固定化された小さき人間……
これが一番最初の分離であり、エゴそのものです。
境界があればあるほど不自由で苦しい。
私とお金も
私と片思いの相手も
私と姑も
私と上司も
私と同僚も
私と世界も
私という分離を主軸にして、全て自分とは別の物だと認識しているから
自由にならなくて苦しいんです。
今まで得たスピ的な知識をボーっと眺めてみたら
スピ界隈の取り組みの全てが、この境界線を取り払うための物のように感じたんです。
全てのメソッドも、成功された先輩達の数々の言葉も。
全ては一つで分離も境界もない。
それが真実でありながら、
どうしてもそうだとは思えない。
スピ関連の知識は増えてくのに現実は何も変わらなくて行き詰った時に
散々読みつくして実験し尽くしてきた頭がない方法にもう一度行き着いたんです。
何度も何度も読み漁ったし実践もしたし動画も見尽くしました。
答えを求めようとしてというよりは、
単に再確認しよう、という心情に近かったように思います。
原点に立ち返ろう……じゃないですけどね。
でも、結果としてはこれが良かった。
これまでの知識も全部無駄じゃなかったし、
逆に全てが一つに集約したっていう感じでした。
スコーーーン！と何かが閃く爽快感というよりは
ずもーーん……と、ゆっくり重く生まれ出るといった感覚でしたけど(笑)
分離を繰り返してきて、境界も無数にあると思ってたけど
そんなのいつでもリセットできます。
境界を創っていたことに気が付いて
分離を減らしていくと
その分だけ自由になれます。
どうやったらいいの？って思いますよね。
でもその方法は人の数だけ存在していて、合う合わないがある。
アファが効く人もいるし
元祖1式・思考停止が効く人もいるし
瞑想が効く人もいる。
私は『頭がない方法』を自分が気の済むまでやっていたってだけ(笑)
まずは分離していることをちゃんとしっかり自覚する。
所有だとか私だとか他人だとか。
そういう境界を創っていたんだなぁって気付く。
で、本当は境界線なんて何もないんだなぁって『ことにしてみる』！
本日も最後まで読んでいただき有難うございました！
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