現実に整合性を合わせるなかれ

 

人は無意識のうちに現実に整合性を取ろうとしてしまう生き物です。

無意識に流れるままに現実に従う思考・行動を取ってしまいがち。

これが理由ではないかも知れませんが、

達人さんの中には「意識的に生きろ」と言っている人もいます。

 

現実に整合性を取るということはつまり、現実に辻褄つじつまを合わせようとするということ。

例えば……

復縁したい元彼に新しい彼女が出来てしまった……復縁なんて絶対ムリだ!!

お金持ちになりたいのに持ち金が少ない……金持ちになんてなれる気がしない!!

美しくなりたいのに鏡にうつる姿に絶望……美しくなれるわけない!!

 

……わかりますかね?

これら全ては現実に整合性を持たせた認識です。

 

目に映る現実がこうであるというのを前提にして、自分の立ち居地を決めている。

現実がこうだから、それをくつがえすのは大変だとかどうしたら上手く行くのかとか……。

目の前で展開される状況を動かしがたいものとして確定したうえで、

それからどうしたらいいのかを思案する。

 

現実に照らし合わせて、願いが叶うかどうかをうかがってる。

現実を優先したうえで、自分の在り方を決めようとしてるの。

自分を後回しにしちゃってるのわかりますかね?

 

そんなことを続けてたら、願望実現なんていつまで経っても叶うわけないよ……

だって逆なんだもん。

優先するのは自分なのに。

 

上手く行かないって苦しくなっている時っていうのは、

現実に整合性を取ろうとしている時です。

自分の心に素直に従っている時、不快になったりしません。

苦しいなどの不快になるということは、本来の在り方に反しているからです。

 

早い話、現実に整合性取ろうとすることは本来の在り方じゃないということ。

 

だから、現実に整合性を取ろうとするなんてバカバカしいことは

さっさとやめちゃいましょう!

具体的には○○ってことにしちゃうんです!

 

 

元彼に新しい彼女がいる(ように見えてる)けど、とっくに元彼と復縁したことにする。

財布にも銀行口座にも残金がない(ように見えてる)けど、お金が有り余ってることにする。

鏡にブスがうつってる(ように見えてる)けど、私は世界一美しいってことにする。

叶ったことを前提にしてしまうんです。

常識的に見ればこっちの方がバカバカしいと思われるでしょうけど(笑)

実際は現実を前提にしている方がバカバカしいんですよ。

 

108さんは現実との整合性を合わせようとした結果、

包丁を自分に突き付けるという所まで追い詰められていましたよね?

でも最終的には「支払うお金がないけど、払いに行ってみよう」って、

現実との整合性を無視した行動を取って、結局お金を入手されてました。

 

イウォーク師匠も現実との整合性を取ろうとして何度も『なる』を取り下げていたけど、

「過去と現実と観念は何の力もなぁぁぁい!私は美人だーーっ‼️」と、

現実との整合性を無視して3日後には美人扱いされるようになりましたよね?

 

現実との整合性は取ろうとしないのが正解なんです。

 

試しに

「現実との整合性を取らなくていいのか~」……ってな感じで

気楽に仮定してみてください

あなたを苦しめているどの現実との整合性を取らなくてもいいって考えてみると

果てしなく自由で解放された気分になれるはず……。

その安心感が本来持つべき感覚なんです。

 

どうしても整合性を取りたいんであれば、望んだ自分への整合性を取ってください。

なりたい自分への整合性を合わせていくんです。

最初は違和感だらけだとは思いますけど、そのうち気持ち良くなってきますよ(笑)

必須ではないのでやりたくないなら無理してしなくても良いんですけど。

 

でも、○○ってことにしたこの決定は断固として持ち続けてください。

現実はいつだって必ずあなたの在り方に合わせます!必ず!

今もです。

 

不快な感情が沸いている時は、現実に整合性を取ろうとしている

ということを覚えておくと、ハッと思い出して修正がしやすくなりますよ。

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきまして、有り難う御座いました。

 

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