昔の話なんですけどね……
ずーっと片思いをしてた人に告白をするチャンスが巡って来ました。
ずーっと見ているだけで何年も経ってて、
結構人気者だった彼に声をかけるタイミングがそれまでなかったんです。
で、やっとそのチャンスがやって来て、
私は無我夢中でそのチャンスをものにしようとしました。
上手く行くかどうかなんて考えていませんでした。
自分の気持ちさえ伝えられればそれでいい、
とにかく告白さえ出来ればそれでいい！
そんな心境だったのを、今でもよく覚えています。
告白した時の相手の反応、沈黙が苦しかったな～(笑)
相手とは顔を合わせることはあっても、話す機会は皆無だったから
返答に困った相手の気持ちもよくわかるんだけどもｗ
断るんだったらとっとと断ってくれ！って思った(男前ｗ)
でもね、フラれなかったの。
ハッキリとしたOKでもなかったんだけど、「ごめんなさい」でもなかったの。
お互いの連絡先を交換して後日会おうって話をして、じゃあねって。
ハッキリとしたOKじゃなかったのは気持ち悪かったけど、てっきりフラれるものだとばかり思ってたから。
少なくとも連絡先の交換をしてもらえるなんて思ってなかった。
ぽかーん……って感じｗ
あっけなく叶ってしまったの。
ここからが本題なんですけど。
この時の私は、あまりにもあっけなく叶ってしまって、怪しんでしまったんですよね……。
これは何か裏があるんじゃないか？って。
素直に喜びゃいいのに、なぜかそう思ってしまったんですよ。
で、ホントに裏がありました。
彼には彼女がおりまして、私をキープちゃんにしようとしてました。
一見、私の勘が働いてロクでもない男から自分を守れたという風にも捉えられます。
しかし、ホントにそうなんでしょうか？
ずっと好きだった人と連絡を交換などという夢のようなことが起きた時に、
私は喜ぶどころか、あっけなくてつまらないと思っていたのは確かだし、
長い時間をかけて片思いしてた相手との交流が簡単に上手くいって良いはずがないって、
どこかで思っていたんです。
だから私は瞬時に相手を怪しむことで、自分の気持ちを盛り上げていたのかも知れない。
で、その通りの出来事が創られた。
……のではないかと。
これは昔の恋愛話を例にしてみたことですけど、こういうことってよくあるような気がする。
簡単に叶うことを許してないってこと。
こういう事を言われると「そんなことないよ！」って私も昔は思って腹が立ちました。
でも多分、結構多くの人が当てはまってると思う。
……しかも、自覚がない。
苦労して頑張って上手く行かなかったことが、思わぬ形であっさり達成できてしまうと
……今までの苦労、なんだったんよ？って思いません？
↑これ、言い方を変えると
今までの苦労を否定されて虚しい気持ちになってるの。
今まで苦労したのに、こんなあっさり上手くいってたまるか！って。
まぁ、みんながみんなそうだとは言いませんけど。
叶える為には頑張らないと！とか、苦労しないと！みたいに思うのをやめるっていうか、
少し力を抜いてみるといいかも。
叶う時ってホントにあっさりというか、簡単に叶っちゃうものだから。
叶う＝頑張った結果！みたいに思ってると、
簡単に叶うことに無意識に抵抗しちゃう癖が出来ちゃいますので……。
本日も最後まで読んでいただきまして有難う御座いました。
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