起きて欲しくないことを想像してしまうのは苦しいですよね。
こういう想像や感情って、何故か「仮定として」ではなく、
「もう決まりきってる体」で自分を追い詰めたりしません?
何も抗えない、万策尽きたような気になっちゃう…だからツラい。
そんな時に私がよくやっていた『気持ちを落ち着ける為のおまじない』的な方法です。
恐ろしいイメージが襲ってきて、
ぐわ~っと感情が襲ってきた時などに効果を発揮します(※個人の感想です)
襲ってきた感情に対して敵対心を向けるのではなく、寄り添う姿勢で接します。
その感情に共感する感じです。
「そうだよね、怖いよね?わかる、わかるよ」と心の中で語りかけるみたいな感じ。
その共感する感じを維持したまま
「わかるよ、気持ちは凄くわかるけど、それは確定じゃないんじゃない?」と続けてみる。
反論するように感情が騒いだりするかも知れません。
それでも寄り添う姿勢は崩さずに
「うん、でもそれは確定じゃないよ」と、感情に対して優しく語りかけ続けてください。
感情が落ち着くまで、ゆっくりと繰り返します。
繰り返していくうちに徐々に重苦しい感じが薄れて楽になってくるはずです。
完全に消えるまでやる必要はありません。
気持ちが楽になったらそこで終了で構いません。
私は最初、気持ちを落ち着ける為にこの方法を用いていただけだったのですが、
心配していたような『起きて欲しくないこと』が起きなかったことに驚きました。
かなりの高確率で。
思わぬ副産物でしたが、
『起きて欲しくないことを起こさない為に』という心構えで闇雲にやった場合には、その効果が落ちました。
多分、感情に寄り添う姿勢が疎かになっていたことが原因だったのかも知れませんね……。
確定された事のように思えても、見えてもこの世に確定された物などなく、
全て『今この瞬間』に創られているのが真理。
だからそれをやんわり自分の心に教えてあげるこのメソッドが効くのかも知れません。(シンプルだし)
嫌な感情に襲われた時に更に自分を追い詰めて苦しむ前に、
このメソッドを試してみると効果があらわれるかも知れませんよ?
本日も、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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