※良い子ですから皆さんは決して真似しないで下さい。
今ではもう食べられなくなったレバ刺しですが、私、本当にレバ刺しが好きだったんです。
友達のご両親が焼肉屋に連れて行ってくれて、その時初めて食べたレバ刺しに感動したものでした。
ですが家は焼肉屋さんに連れてってくれるような裕福な家庭ではなくて。
しかし、レバ刺しの味が忘れられない。
当時スーパーでアルバイトをしていたのですが、
給料のほとんどを家に入れていて、お小遣いは五千円程度だったかな。
たまにお惣菜とかが値引きしてたりすると、それを買って休憩中に食べるのが楽しみで。
ある日、精肉コーナーで生のレバーが売ってたんです。
そこで「レバ刺し!」って思い付いて。
何も考えずに買って、
休憩室に置いてあったパートさんのごま油と塩を拝借して、休憩中に食べました。
美味しかった~!
食べ終わった後に商品ラベルを見ると、
生食用と書かれていたわけでもなく、そもそも牛でもない。
豚のレバーを生で食べてしまってたんです(汗)
でも当時の私は「ま、大丈夫でしょ」ぐらいの気持ちで、
家に帰って姉にその話をしたら、しこたま怒られました。
豚には寄生虫が多くいて、だから肉も良く焼かなければならないのに、
その内臓を生で食べるなんてありえない!死にたいのか!と。
でも、豚だって知らなかったし、美味しかったよ?
と、口答えしたら更に怒られた……というのは良い思い出です(笑)
牛のレバーでさえ適切に処理されてない物を食べて亡くなった方がいて、
それでレバ刺しが禁止されたんですもんね……豚なら尚の事危険。
って、今ならわかりますけど。
でも、当時の私はその後も腹痛や嘔吐もなく、生きています。
この話は誰にしても引かれます。
歴代の彼氏もドン引きです。(彼氏を紹介する度に姉が話のネタにするもんだから……)
たまたま運が良かっただけ。
私は体が強かっただけ。
そう言われればそれまでなんですが。
死に対しての恐怖もなかった私だったからこそ『死』という現実が訪れなかったのかも?
と、最近になってちょっと思ったりしました。
本日も最後まで読んでいただき有難う御座いました。
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